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この前PCBCART(中国のプリント基板会社)に発注していた基板が届きました。
これで20枚あります。
PCBCARTは大量購入するとどんどん値段が下がるプリント基板会社です。逆に言えば、少ないなら別の会社のほうがいいと思います……
といっても5枚以上かな。
注文の時に困ったことを少々。
注文前のことはここを参照してください
注文準備(ガバーデータの作成,PCBCARTへの登録)が整ったら、まず
PCBCARTにログインします。
(左上にIDとPasswordを入力して、そのすぐ右にある右ボタンをクリックします)
入力したら、ど真ん中の”Start quote”で注文を開始します。
設定情報を入力します
Material: |
材質です。大抵は”FR4″ を選択します |
Layers: |
層の数です両面なら”2 layer”、片面なら1 layerを選択します。 |
Part Number: |
基板の名前です。メールとかの問い合わせで使えます。任意にどうぞ |
Board Size (width): |
基板横幅です。 |
Board Size (height): |
基板の縦幅です |
Quantity: |
製作枚数を入力します。増やせば増やすほど一枚あたりは安くなります |
Thickness: |
板厚です。僕は”1.6mm” を選択しました |
Holes Numbers: |
穴の数です。”Under 300″ なら300以下です |
Soldermask Color: |
基板の色です。Green以外は追加料金が発生します。結構お高い…… |
Lead Time: |
“in 8 days”なら8日以内の発送、”in 15 days”なら15日以内に発送(やや安い) |
特筆事項はこの程度。大半は設定をそのまま使えばいいと思います。
※補足
設定情報を入力後下の方のボタンで完了します。
いろいろな基板を同時に頼むのであれば同じような操作を繰り返し、カートにすべて入れます。
すべて入れたら、次のステップへ進みます。
なんか変な画面になりますよね。(Paypalを使用したことのある人は少し読み飛ばしてください。)
と、ここで問題になるのがPaypalです。
Paypalとは、クレジットカード番号を直接相手に伝えるのではなく、クレジットカード会社が支払うべき額を予め引き出しておいて、その額を相手に払ってくれるという制度です。
もちろん、クレジットカード番号を教えないので少し安心です。
Paypalを使うにはPaypalのアカウントを開設する必要があります。
ここから行えます。
注意点は、クレジットカード番号の記載場所。
クレジットカードにはクレジットカード番号に思えるような番号が色々載るってますしね。詳しくは
公式HPの方を参照してください。
Paypalアカウントを開設できたらいよいよ注文です。
pcbcartからpaypalにログインした後、注文ボタンを押してください
注文したらできれば当日中にガバーデータをサイトからUploadします。
ガバーデータをすべて纏めてzipで圧縮してuploadすればいいようです。
2日目になってもアップロードされていないとPCBCARTから英語でメールが来ます。
ここで一つ問題発生。
ガバーデータってすごく容量少なくて、アップロードされてるか不安だったんですよ。
そして何回も送ってたら……「もう作ってるよ。新しいので作り直すかい?」という趣旨のメールが来ました。
そしてGmailで「別に古いのでいいから、早く頂戴」と英語で返信。
そこでまたまた問題発生。なんとGmailからPCBCARTにメールを送れなかったようのです。
すると3日後に電話が……!
「Hello.This is PCB CART.’(&$%!&#()’&(%$&$(‘#’#”&)(&%$’#()*(“‘)$&(?+**”)」
留守電でよかった。
とりあえず携帯で英語を打って返信。これなら届いたそうです。
あとは放っておけばDHLで自宅まで発送してくれます。
ほとんど向こうからメールは来ません。発送しましたメールぐらいで、つくりはじめましたなんていうメールは来ません。
そうして届くときに問題発生。
DHLの営業時間がなんと9:00~18:00
家にいない……不在通知。休日に受け取るしかありません。
そんなこんなでようやく届いた基板たちです。
正直な話、質は大変いいというわけではないです。
この基板の右上、すこしパターンが残っています。
その他、少々汚い部分が多々あります。
一番の不満は包装ですね。
……卵かけごはん?
これがビニール袋にはいって送られてきました。
最後少し悪いことを書きましたが、まぁ安いので満足してますよ。
自分の設計ミスがないと願って、あしたテストしてみます。