>Wiiモーションプラスのジャイロセンサー

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ヘリなどの姿勢制御に使われるセンサーに、ジャイロセンサーがあります。

ジャイロセンサーは”角速度”を検出します。
つまり、角速度を時間で積分すれば総回転角度がわかるというものです。

WiiモーションプラスはAmazonで現在\1350で販売されています。

Wiiモーションプラス、WiiSportsResortぐらいにしか使ったことないですよね。
でも別の使い方もできます!

Wiiモーションプラスには3軸ジャイロセンサーが内蔵されています。
ストリナで売ってるものと比べれば圧倒的に安価ですよね。

ご存知のとおり(?)、Wiiリモコンの内部は全てI2Cで通信(Wii本体とはBluetoothで通信)されているので、中のセンサーはAVRなどのマイコンで容易に読み出せるわけです。
……アドレスさえわかれば。

でも、ぐぐってみると、アドレスを見つけているサイトが有りました。
とりあえずまとめておきたいと思います。

http://www.kako.com/neta/2009-017/2009-017.html
サンプルプログラムなどもあってすごく詳しいです。
http://www.geocities.jp/arduino_diecimila/use/index.html
写真が多くて分かりやすいです
http://wiibrew.org/wiki/Wiimote/Extension_Controllers#Wii_Motion_Plus
英語ですが。解析データです
http://randomhacksofboredom.blogspot.com/2009/06/wii-motion-plus-arduino-love.html
こちらも英語ですが、サンプルプログラムとかもあります

という記事を書いている僕はまだ分解すらしてません。
明日、多分分解して読み出す予定です。

>ZigBeeの設定

>そういえば昔の記事で紹介したZigBeeはへリ用と言えばへリ用に購入したのですが

設定についてupしたいと思います。

設定するときはUSBとの変換基板でPCと接続して行います。
高いですがガマンガマン……

そしてFT232のドライバをFTDIのページからダウンロード(下の方のWindowsの右の数字)&インストールして
さっきの基板を接続。

設定に使用するソフトはX-CTU。
http://www.digi.com/support/productdetl.jsp?pid=3352&osvid=57&s=316&tp=5&tp2=0
からダウンロードして、(XPは[XCTU ver. 5.1.0.0 installer]  Win7,Vistaは[XCTU 32-bit ver. 5.1.4.1 installer]だそうです)
インストール!

あとは
http://www.maroon.dti.ne.jp/koten-kairo/works/dsPIC/xbee5.html
などを参照して設定しました!
設定するとすぐ動くんですね。

設定の流れは、
一方をROOTER、一方をCOORDINATORにして
お互いの通信先アドレスを設定して終わりです。
ZNET2.5とかは揃えとけばどれでもいいようです。

これでみなさんも(いろいろな意味で)自由な無線ライフを送ってください!

>ヤンセン

>

Theo Jansenというかたがいらっしゃいます。

http://theojansen.net/

多くの展示会などが開かれていて、大人の科学で紹介されました。
どういうものを作っている人かというと、
こんな感じ。
とにかく奇妙な歩き方をするものを作っています。
それを見て感動した後輩が……
部の設備を利用してこんなモノを!?
……なかなかやりますね。
動画は音を消したいと言っていたので5分ぐらいで僕が編集……
編集適当すぎて価値下がっていますが、すごいですよね。
これがどうなることやら
期待です!

>XBeeの利用。

>昔から、ストロベリーリナックスにXBeeという製品が売っています。
また、最近(?)秋月にもXBeeが発売されました。

(秋月より)

XBeeとは、無線通信規格Zigbeeを利用して通信するためのものです。
ですが、XBeeの中にZigbeeのプロトコルに関するものはすべて入っているので、利用する場合にはZigbeeについて知らなくても、設定さえすれば自動的に2台間でUART通信を無線で行ってくれます。
また、定格電圧は3.3Vなので、アマチュアにも便利です。

秋月の場合、通常のXBeeが\1700で、Pro版が\3200です。

昔からストリナで売っているのがXBee series1で、
秋月で売っているのがXBee series2です。

シリーズ1と2の違いは、コストパフォーマンスです。
シリーズ2の方が安く、高出力なものを購入することができます。

シリーズ1の場合通常版が1mW、なのに対し、シリーズ2は2mWです。
その上シリーズ2の方が低価格なため、今買うならシリーズ2の方が圧倒的にお勧めです。

また、屋外利用の方はPro版の方がいいかもしれません。
XBeeは2つのXBeeの間に何か遮るものが入るとすぐに通信できなくなるので、屋内使用の場合高出力はあまり意味をなさないのですが、屋外だとProは1.5kmとか通信できるそうです。

シリーズ2は設定が面倒という話も聞きましたが、別に難なく通信することができました。
……つまり僕は秋月でシリーズ2を購入したわけです。

では利用準備について話します。
まずこのXBee、困ったことに足が2mmピッチです。

そこで僕がとった方法は、
秋月で2mmピッチの基板を買って、こんな感じ

これでピッチを気にせず通信することができます。
これがロボット側で、PC側はどうするかというと、
USBとの変換基板を借りてます。でも、高いので今度自分でプリント基板設計して頼もうかと思っています。

設定についてはまた今度upします。

>新作オムニとか試作品とか

>今までロボカップで金属のオムニホイールを使用していました。

しかし金属のホイールを使うと下のカーペットを削ってしまって怒られたんです……

そこで新しく!新作しました。

ローラーはアクリルで、挟んでる板がPET、ネジはポリカーボネート。
あくまで”クリア”にこだわった素材選択になってますw

本当は全部ギラギラ(金属)がよかったのですが、自分のクラブの機械で金属を切ると時間がかかりすぎてしまうので……

ポリカーボネートのネジを後輩に使わせたことが間違いだった……つぶれてる……
というのは置いといて、

このタイヤを一つ切るのにも2時間30分ぐらいかかってます……

これによるカーペットへの影響は不明。でも少なくとも金属よりは優しいとはずです。

また、サイズは自分のクラブでは最小の、直径46mm。いい感じです。

また、現在後輩がMABUCHIの380モーター用ギヤボックスを試作しています。

現在状況です。

減速比は10:1。さてこれがどこまでコンパクト&高耐久性になるのか。期待大です