>
最近、ロボカップジュニアの大会会場を見ると、TJ3を使っているチームばかりです。
この状況をどう思いますか?
ダイセンのモットーは「ものづくりを応援します」である割に、モノづくりを応援するどころか、モノづくりの機会を奪っているように思うのです。
TJ3は単体でもロボカップジュニアでサッカーロボットとして十分に戦えます。正直言って、既製品です。
これを使えばプログラミングをするだけでサッカーロボットを作れるわけです。
これでは、なんだかモノづくりをしているというより、ただプログラミングをしているだけであって、「ロボット作り」ではないと思います。
また、ダイセンの商品は非常に高いです。特に機能もないSH基板が178,500円だと。
さらに、ダイセンのギヤドモーターはほとんど全てといってもいい数のチームが使っています。
が、このモーターは非常に弱い。
回転速度やトルクがサイトに記載されているが、これは中のモーターの話であって、ギヤをつけた時のことが考慮されていない。
試しにメールで聞いてみたところ、軽くスルーされた。営業の適当さが伺える。
分解すれば、中に金属ギヤが入っているが、これはTAMIYAのプラスチックギヤよりも弱い。使っているとすぐに擦り切れ、速度が変化する。
定格は3~6Vとある。が、これで回していては全然歯が立たない
今年ロボカップのVer.Bの日本大会で優勝したチームに聞いてみると、試合中は8.4Vかけて試合ごとにモーターを捨てて取り替えていたそうだ。
これではお金の無駄遣い過ぎる。
ようは自作のほうがいいよってことです。