テープはがし

>一昨日、すごくテープはがしに苦労しました。

某H大学におじゃましてCNC-HAKUでロボット用の板を切ってもらったのですが、

両面テープでベトベト。
こんなのじゃ使いものにならない……

そこで、剥がそうと四苦八苦してみました!

まず最初に思ったのがお湯につけること

お湯につけてへらでゴシゴシ……

でもなかなか取れなかったです……

そ・こ・で
Google先生に教えてもらうことにしました

そして出てきた方法をいくつか試すことに。

まず試したのは消しゴム。
大した準備はいらなかったのでやってみると……全然取れない……
諦めました

次に試したのが消毒用エタノール。なんか袋入りのものです。
まぁまぁって感じでした。
でも消費量が半端じゃない……いっぱいやらなきゃいけないのにアルコールだからすぐ蒸発するんですよ。
それも15分ぐらいで5枚くらい消費してしまったので断念。

そして次に試したのがマニキュアの除光液。
もちろん僕は持ってなくて、妹も持っていなかったので、近所のJSから借りることに。
ダイソーだから買って返せる。

さわさわ……

これはなかなかすごかった。

液をカット綿に染み込ませて、両面テープの上を軽くこする作業を、ジュラルミンにヤスリがけをする時のようにひたすら繰り返す。ベトベトは残りますが、テープは取れます。
そんなnから入れなくていいです
なんか溶けてるイメージで、手がどんどんベトベトしていきますが気にしなーい。手術用のゴム手袋とか家にある人はつけたほうがいいと思います。(途中からつけました)

僕の場合200*150ぐらいのサイズだったのですが、母親に手伝ってもらいつつ作業しましたが、一枚あたり1時間弱かかりました。一人だったら2時間弱かかるんでしょう。

カット綿以外でも布やティッシュなど試してみましたが、やはりカット綿が一番良かったです。
写真は恐らくティッシュですが

そして表面のテープがとれてベタベタだけになったらもう一度消しゴムの登場です。

右が消しゴムを使った後、左が使う前です。
違いは一目瞭然。肌触りも全然違います。

消しゴムの犠牲は仕方ないです。けっこう力入れないといけないので(弱いと伸びる)すぐにわれます。
100均の消しゴムでは無理でした。ある程度弾力のある消しゴムのほうが良さそうです。

つまり「除光液+カット綿+消しゴム」が最強トリオでした。

チョッパー昇圧回路

>今日、チョッパー昇圧回路を作ってみました。(例のごとく後輩が)

C型基板の半分ぐらいしか使ってません。小さいです。

僕たちの実験では7.4V(リチウムポリマー2S)から250Vを発生させることができました!
たぶんもっと上げられますが、FETの耐圧の問題から250Vに設定してあります。それでもオーバーですが。

昨日はAM3:00までずっと資料集めしていて眠い眠い……
でも、その甲斐があって成功しました!

もっとも参考になったサイトは
http://sikibuton.blogspot.com/2010/12/blog-post_25.html
ここのブログ。

回路図もほぼそのまま使用させていただいてます。

使用部品は

パワーMOS-FET 2SK3628(230V20A)
ファーストリカバリ・ダイオード 400V 5A(10個入) ER504
トロイダルコイル200μH9A
カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗)1/4W10Ω(100本入)
カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗)1/4W330Ω(100本入)
絶縁型ラジアルリードタイプ積層セラミックコンデンサー0.1μF50V(10個入)5mmピッチ[104]
AVRマイコン  ATTINY13A-PU
低損失三端子レギュレーター[3.3V1A]TA48033S

です。

これだけでモジュール化してしまったのでちょっと無駄な部品も混ざってます(昇圧だけなら不要な部品)
回路図は今手元にeagleがない(別PC)ので希望があれば、ということにします。

注意点は
・パワーの弱いはんだごて(20W以下)で大きなFETをはんだ付けしようなんて思わないこと。
・立ち上がりまでにやや時間がかかること
です。
あと、大きなFETはゲート電圧が高くないといけない(3.3Vでは無理でした)のでトランジスタ等でもう一段増やさなければいけないかもしれません。

FETはもっと耐圧が高いのもあるんですが……ON抵抗が大きいと損失が大きくて電圧が上がりにくい、かといって完璧なFETは高い(ひとつ\3000ぐらい)ので悩みどころです。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-04998/
この辺のFETでもう少し電圧上げられるかもしれませんが、この時点でON抵抗は使用している2SK3638の4倍。損失が大きいことは確かです。

こんどIGBTを使ってみようかとも思ってます。
手に入ればですが。

パルスはTiny13から出力しました。周波数は2kHz(実測)
まず低めの電圧で!って思って、さっき紹介させていただいたブログにあった86%Highではなく14%Highで試してみると250V!びっくり。
秋月のデジタルテスターで図ったので正確です。

でもちょっとソレノイドのパワーとしては弱かったですね。いままで450Vだったので……

もうちょっと研究します。

こういうあたらしい基板(いままで自分のクラブ内で使われたことのない基板)が成功するとすごくテンションあがりますね!

>ジョンミンについての問い合わせ

>ジョンミンについて値段などわからなかったので、JoinMax社に直接問い合わせてみました。

We are Japanese high school student.

How much is this robot?

Soccer Enhancement Pack (Ø22)


The price is not written anywhere.
Whether I buy it or not depends on it.
なんていう心にもないような文章でね。

そしたら当日中に返信が返ってきました。
Dear Sir/Madam,
Thank you for the enquiry!
The robot is made up of several parts, the total price around USD750.
Could you introduce yourself? And what’s the purpose of buying this robot? etc. Then proper recommendation can be given. TKS.
Awaiting your kind reply!
Nicola Chan


高っ^_^;$750ですって。びっくりしました。

現在のレートは1$=\76.707(2011/8/18 17:23:56)なので、$750≒\57530.25となります。
まぁこのあとも
We are take part in Robocup Junior.
So I heared about your robot.
But it is too expensive.So I can’t afford it and I can’t tell you about me.

って送ると、

Dear secret sir/madam,
Thank you for your courage to reply me!
It doesn’t matter that you don’t tell us about yourself, when you don’t need recommendation. (Pls don’t be suprised if I happen to know who you are for I have friends in Japan. :) ) But pls be aware that USD is dropping value, which means goods price will seem higher in future.
Welcome to contact us again when you find it in need, Mr. Secret.
Best regards,
Nicola
JOINMAX, MAX YOUR JOYS!


なんていうすごくこわーいメールが返ってきました(赤色の部分)

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
もう返信しませーん☆

>ジョンミン

>中国のロボカップがひどいという噂を聞きつけて、ジョンミンなるロボットキットについて調べてみた。

ネット上で
ジョンミンを使っている人を否定するわけではありませんがほとんど売って
いる状態で出ているので何か腹が立ちますね。

などと反感を買っているシロモノだ。

TeamTakahamaのブログ。
http://teamtakahama.blog68.fc2.com/blog-entry-191.html
ここに買ってみたレビューが書かれている。

ここが販売所
http://www.roboexp.com/products/index.asp?Page=2

サイズなどもしっかりRCJの規定通りに作られている。

モーターのスペックはTakahamaさんによると、
最終出力回転数: 500rpm
トルク: 8kg/cm @12V
無負荷電流 300mA
最大電流 4.0A @12V

こんな感じ。

RCJにはオーバースペックなモーターが乗っている。380でも勝てないだろう。

Takahamaさんの動画をはらせていただく。

Chinese JoinMax’s RCJ robots 投稿者 shikarus

500rpmでこんな速度が出てかつ8kg/cmのトルクですよ?
それも4輪……

もうキットの域を超えてますよね。

なんだかダイセンを超える、ロボカップ壊しな気がしてたまりません。
負けるわけにはいきませんね。

AVRからの8ビットタイマのPWMによるサーボモーター及びブラシレスモーターアンプの制御

論文みたいなタイトルつけてみましたw書いた事無いですが

AVRの8bitタイマ(Timer0,Timer2)の高速PWMモードでブラシレスアンプを制御することができました。
もちろんサーボモーターにも応用できるはずです。(信号部分は共通だが初期化部分は不要)

詳しい信号については他のページを参照していただきたいです。

なぜこのページが有用かといえば、AVRからサーボモータやブラシレスアンプを制御する資料はなぜか周期20msにこだわって数少ない16bitタイマー(Timer1)を使用するものばかりだからです。
Timer1を使うとAVR1つあたり1つしか使用できないサーボモータやブラシレスアンプを、これなら4つ同時に制御できます!

今回使用したのはヘリ用ののアンプ。
初期設定のまま使用しました。
ブレーキなし、一方向の回転のみ(これは変わりませんが)です。

まず悩んだのは初期化の仕方。
初期化なしでは全く回りませんでした。そこで
AVR Tiny13を用いて信号解析用にブレッドボードで回路を製作。

そして試行錯誤の結果出た結論が
「暫く1.5msのパルス→ブッブッブッブッブッ→暫く2.0msのパルス→プププッ→初期化完了!」
というフローチャートです。
もちろんサーボモータなら初期化いりませんが。

そして早速プログラムへ実装!
(開発環境はAVR Studio4,WinAVR使用)

※HTMLの関係から、<は<に、/は/に直してからご使用ください

/*

PWMによるブラシレス制御(アンプ使用)
rev 2 :2011/8/2

ATMega328P,16MHz

*/

#include <avr/io.h>
#include <util/delay.h>
#include <avr/interrupt.h>

#define PWM1 OCR0A
#define PWM2 OCR0B
#define PWM3 OCR2A
#define PWM4 OCR2B

#define PWM_FOR 31//2ms
#define PWM_NEUTRAL 23//1.5ms
#define PWM_STOP 15//1ms

uint16_t i;

void delay_ms(uint16_t ms){
while(ms–){
_delay_ms(1);
}
}
void delay_us(uint16_t us){
while(us–){
_delay_us(1);
}
}

void ioinit(){
DDRD|=0b01101000;//PWM
DDRB|=0b00001000;//PWM
}

void set_pwm(uint8_t pw1,uint8_t pw2,uint8_t pw3,uint8_t pw4){
PWM1=pw1;
PWM2=pw2;
PWM3=pw3;
PWM4=pw4;
}

void init_pwm(){
//タイマー0
TCCR0A = 0b10100011; //非反転 8ビット高速PWMモード
TCCR0B = 0×05; //1024分周

//タイマー2
TCCR2A = 0b10100011; //非反転 8ビット高速PWMモード
TCCR2B = 0×07;  //1024分周
}

int main(){
delay_ms(500);//起動待ち

ioinit();delay_ms(10);
init_pwm();delay_ms(10);

/*初期化*/
set_pwm(PWM_NEUTRAL,PWM_NEUTRAL,PWM_NEUTRAL,PWM_NEUTRAL);
delay_ms(5000);
set_pwm(PWM_STOP,PWM_STOP,PWM_STOP,PWM_STOP);
delay_ms(5000);

while(1){
set_pwm(PWM_FOR,PWM_FOR,PWM_FOR,PWM_FOR);
delay_ms(1000);

set_pwm(PWM_STOP,PWM_STOP,PWM_STOP,PWM_STOP);
delay_ms(1000);
}
}

以上です。
サーボモーターの場合は/*初期化*/の下の4行が不要ですね。
速度調節は16段階できるようになっています。(試したところあのアンプはパルス幅1.0ms~2.0msまで順々に速度が上がっていくようです)

やはり同時に多数の特殊モーターを制御できるのは嬉しいですね!

9/1追記:
初期化不要で、サーボモーターも動きました。

9/13追記:
プログラムのPWMの初期化部分がコメントはあってるのに値が間違っていたのを修正(TCCR2Bレジスタ)