宇宙兄弟というアニメが放送中です。
そこで最近主人公である南波六太が、ものづくりについて結構いいことを言っていて、
納得・懐かしさなどいろいろな思いが迫ってきています。
最近は”なにか作りたい”とは思うものの、これといって作りたいものがなく、後回しになっています。土日教習所に通っているというのも大きいです。
だからこそものづくりに関して思い返した時、とても懐かしく、またいま何もしていない自分に疑問を投げかけたくなります。
「ものづくりには、失敗にかける金と労力が必要なんだ」
とてもそう思います。これが一番同意して涙が出そうになりました。
ものづくりは試行錯誤の繰り返しで、特にロボットを作る時なんて、外光・電磁波・電池の消耗など、何かしらの影響で、思い通りに動くわけがなかったです。
やってみて、失敗する。問題が起これば原因を考え、修正する。
繰り返して、出来る限りよい物にしていく。際限のないループです。
原因が見つからないこともあります。お風呂で考えるのはいつものことでしたが、それでもわからないときは布団に入ってからも考えて、思いついたら起きてそれを修正したプログラムを書いてみる、なんてこともありました。それでも治らないならなんとか別の方法を考えてみたり。
労力だけでなく金もかかるっていうのがこの言葉のまた面白いところです。
確かにボールを保持する機構
とか
ボールをキックする機構
の昇圧回路の部分
とか結構いろいろなバージョン作りましたし、モーターを回すための回路もかなり作って、かなり捨てたと思います。
ロボットを作るときに、ロボット代は実質おそらく1,2万円だと思うのに、一年間にロボット系に使ったお金を計算してみると10万円ぐらいいってたりしました。
「本気の失敗には価値がある」
これは僕も中1によく言っていました。
試合に本気で挑まないなら出るな、本気ならば、できなくてもいいから最大限努力せよ
と。
これは本気になって最大限努力すれば僕も手伝うよっていう意味だったんですが・・・単に怖い先輩だと思われたかもしれません。
これも試行錯誤の繰り返しの一つであるという意味で、上の言葉とも類似する部分があります。
「いい素材を使ってるものがいいものとは限らない」
正直あんまり良くないものだと頭打ちがあるので、ある程度はいいものを使うっていうのは必要条件ではあると思いますが、どんなものでも試行錯誤の繰り返し=失敗の積み重ねによっていいものが生まれる
以上のように、六太の言葉は、習うものではなく、ものづくりをしていると、経験的にそう思うようになっていくのであると思います。
やっぱりなにか作りたい・・・
Rasberry Pi買いました